Brand Concept
Brand Concept
無駄を削ぎ落としたフォルム、手に馴染む感触、使うたびに心地よさを感じる質感。
それはまるで、いつの間にか生活に溶け込む“限りない美”。
料理の時間が、少しだけ楽しくなる。キッチンに立つ自分が、ちょっとだけ好きになる。
そんな感覚を、Kagiriは大切にしています。
余白のデザイン。
Kagiriのプロダクトは、不要な線をできる限り削ぎ落とし、
長く使っても飽きのこないフォルムに仕上げています。
鋭さではなく、丸みでもなく、料理する人の所作の邪魔をしない「余白」の造形。
見た瞬間の印象よりも、手に取ったときの静かなフィット感を大切にしています。
毎日触れるものだから、
誠実に。
鍋や包丁は、料理を支える“体の延長”のような存在です。
だからこそ、Kagiriは素材選びに妥協しません。
ステンレスの質感、重量、バランス、持ち手の角度、
熱の伝わり方、切れ味、刃持ち、耐久性。
数字だけでは測れない部分にこそ、道具としての「良さ」が宿ると考えています。
そのため、製造工程の各所で細かな基準を設け、
合格したものだけをKagiriとしてお届けしています。
美しさとは、
道具が語らないこと。
Kagiriの道具は、主張しすぎません。
鮮やかな色や奇抜なデザインではなく、キッチンの一部になる静かな存在感。
誰かを圧倒するための“映える道具”ではなく、
料理をする人のリズムや集中の邪魔をしない、
「語らない美しさ」を大切にしています。
料理を、
少しだけ軽くする。
マルチポットの同時調理、包丁の切れ味、手入れのしやすさ。
道具のほんの少しの工夫が、毎日の負担を軽くします。
“あ、今日は料理が少しラクだったかも。”
そんな小さな変化が、積み重なるほど暮らしは変わる。
Kagiriは、その積み重ねを支えるブランドでありたいと考えています。
Kagiriが目指す未来。
「日常の道具」に敬意を込めるブランドとして、
これからも機能、素材、デザインのバランスを追求し続けます。
生活が整うと、心も整う。
その原点に寄り添う、“限りなさ”のある道具を。